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ようやく記録的な酷暑もひと段落、私たちランドログカンパニーは、いよいよ秋の展示会シーズンに突入します。
まずは2023年10月4日(水)・5日(木)の2日間、石川県産業展示館4号館で開催された「けんせつフェア北陸2023 in 金沢」の様子をお届けします。
北陸地方は日本列島を縦断する北アルプスの山々から、日本海へと至る変化に富んだ地形により、美しい景観や多様な生態系、豊かな水環境に恵まれている一方、急峻な地形や脆弱な地質、急流な河川などが多く、地形に起因して日本有数の降水量や陶器の季節風・降雪など、多くの自然災害発生要因を併せ持つ地域でもあります。
毎年のように、幹線道路では大雪により車の大規模な立往生が発生したり、令和元年の台風19号による千曲川の堤防決壊が招いた広範な浸水被害は記憶に新しく、他地域と同様に防災・減災への対応は重要な課題となっています。
一方で、東京・名古屋・大阪の三大都市圏とはいずれも300km圏内の位置にあり、中国や韓国をはじめとした諸外国とは日本海を挟んで対面しており、国内と海外を結ぶ中枢地点としての地理的優位性があります。
特に防災面では、南海トラフ地震に代表されるような太平洋側での大規模災害発生時に、防災・経済活動のバックアップ機能を発揮する役割を担っています。
このような現況を踏まえ、国土交通省 北陸地方整備局様では「北陸の地域づくり2023」の中で
■安心・安全
・あらゆる関係者により流域全体で行う「流水治水」の本格的実践
・インフラ老朽化対策等による持続可能なインフラメンテナンスの実現
・災害時における物流・人流の確保
■活力・成長
・効率的な物流ネットワークの早期整備・活用
・国際コンテナ戦略等の機能強化、カーボンニュートラルポートの形成等
・国土交通分野のDXや技術開発、働き方改革等の推進
■豊かな暮らし・環境
・地域・拠点の連携を促す道路ネットワークの整備
・個性ある多様な地域生活圏の形成
・豊かな暮らしを支える社会資本整備の総合支援
を掲げ、流域治水や港湾・高規格道路の整備などを建設DXにつながる新たな技術を取り入れながら取り組まれています。
展示会には2日間で4,800人(主催者発表)という多くの方がご来場されたそうです。
数字的な大きさもさることながら、現場で感じたことは「地域が一体となって建設業の課題解決に取り組む熱意」でした。
国土交通省 北陸地方整備局様は5コマ分ものブースで取組みを展示しており、向かい合って県と市が、周囲では大学・高専や道路・電力といった地域のインフラを支える企業ブースが立ち並んでいました。また、会場内には北陸の地域に根差した企業も多く出展されていて、地域の一体感を強く感じる展示会でした。
もう一つ強く印象に残ったのが「若い人に興味を持ってもらう」ことに皆様が真剣に取り組まれていた様子でした。会場内では大学生や制服姿の高校生も多く見かけ、ブースにも彼らが楽しんで体験できるようなシュミレーターや親しみやすいキャラクターなどの展示が数多くありました。
北陸地方整備局の方にお話を聞いたところ、北陸地方でも建設業界の人手不足は深刻になりつつあり、その高齢化は都市部より顕著だそうです。その解決策として、新たな技術を取り入れた建設DXで省人化を図る一方で、やはりこれから労働力となる世代に興味を持ってもらうことが必要で、これらを両輪で進めていきたいと語られていました。
展示に見入ったり、シミュレーションに参加したり、説明員の案内に耳を傾けたりする学生たちの姿を見て、皆様の熱意が確実に伝わっているのだな、と感心させられる展示会でした。
もちろん、様々なフードを提供するキッチンカーが多く出店されていたり、ポップコーンを振る舞うブースがあったりと、大人の来場者が楽しめる催しも。私たちも美味しい食事でやる気をチャージさせていただきました。
今回もエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社様のサービスと並べての出展です。
私たちは、建設現場のあらゆるプロセス、デバイスで収集されたデータを手軽に見える化することで一元管理を実現し、BIM/CIM原則適用対応などでもマルチに活躍できる「Landlog Viewer」を中心に展示いたしました。
北陸の地でも、たくさんの方々にLandlog Viewerをご体感いただくことができました。
今話題のBIM/CIM対応へのご質問などもいただき、興味・関心の高さを実感いたしました。
☛令和5年度 BIM/CIM原則適用ページはこちら
Landlog Viewerは「無料体験ページ」でもご覧いただけますので、是非お試しください。
加えて、今回は現場の三次元データ化に標定点いらずの優れもの「viDoc RTK rover」が新登場。使い方はカンタン、iPhoneやiPadに装着して現場を計測するだけ。標定点を設置することなく、私たちランドログカンパニーが属する株式会社EARTHBRAINが提供するサービス「Smart Construction Quick3D」上で現場座標に合った三次元データを作成することができてしまいます。もちろん、データはLandlog Viewer上で一元管理が可能です。
iPhone・iPadに装着した際のサイズ感などは下記のサムネイルからご覧いただけます。
☛Smart Construction Quick3Dについて詳しくはこちら
建設DXの実現のために、様々な業界の企業様にご参加いただいている「ランドログパートナー制度」。
今回の展示会にも、下記のパートナー企業様がご出展されており、どのブースも盛況のご様子でした。(50音順)
☛ランドログパートナーについて詳しくはこちら
今回もまた、多くのお客様とお話しすることができました。いつものことながら、にはなりますが、まったく同じ建設現場というものは無く、お客様のお悩みごとも一つ一つ違うのだな、と改めて感じました。
この後も、全国各地の展示会への出展を予定しております。
☛Landlog 今後の展示会出展予定
☛テクノホライゾン ソリューションEXPO 2023 名古屋に出展
展示はLandlog Viewerが中心になりますが、私たちLandlogは建設DXに関することは何でもご相談いただけます。
是非、お近くの展示会でLandlogブースに足をお運びいただき、お悩みごとをお聞かせください!